入れ歯は何歳から使える?種類とメリット・デメリットも
こんにちは。各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」です。

「入れ歯は高齢者が使うもの」というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実際には年齢に関係なく、歯を失った場合の治療手段として広く用いられています。交通事故や病気などで若くして歯を失う方もおり、そのようなケースでは年齢に関係なく検討することになります。
今回は、入れ歯は何歳から使えるのか解説します。種類やメリット・デメリットについてもご紹介するので、歯を失ってお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
入れ歯は何歳から使うもの?

入れ歯と聞くと高齢者のイメージが強いかもしれませんが、実際には年齢に関係なく、歯を失った人なら誰でも使う可能性があります。
虫歯や歯周病が進行して歯を抜かなければならなくなった場合や、事故やケガで歯を損傷した場合など、さまざまな理由で入れ歯が必要になることがあります。
成長期のお子さまや20代、30代の若い方でも、先天的に歯が生えてこなかったり、何らかの理由で歯を失う可能性はあるのです。入れ歯は、年齢を問わず歯を失ったすべての人にとって必要な治療の選択肢のひとつといえるでしょう。
入れ歯の種類

入れ歯にはいくつかの種類があり、使用する材料や構造によって見た目や使用感、費用が異なります。ここでは、主に使われている保険適用の入れ歯と、自費診療で作る入れ歯についてわかりやすく紹介します。
保険適用の入れ歯
保険適用の入れ歯は、主にレジン(プラスチック)でできており、費用を抑えて作製できるため、多くの人が利用しています。噛むという基本的な機能は十分に果たしますが、厚みがあり装着時に異物感を覚えやすいという点はデメリットです。また、熱が伝わりづらい素材のため、食べ物の温度を感じにくいこともあります。
見た目はやや人工的に見えることがありますが、日常生活を送る分には問題ない機能を備えています。
自費診療の入れ歯
自費診療の入れ歯は、素材や構造に制限がなく、見た目や快適さを重視した設計が可能です。
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、一般的な部分入れ歯にある金属のバネを使わず、弾力性のある特殊な樹脂で歯ぐきにしっかりフィットさせるタイプの入れ歯です。口を開けたときに金属が見えないため、見た目を重視する方に人気があります。
柔らかい素材でできているため装着感が良く、異物感も少ないのが特徴です。ただし、耐久性は金属製のものに比べるとやや劣ることがあります。
金属床義歯
金属床義歯(きんぞくしょうぎし)は、床の部分に金属を使用した入れ歯で、保険のものと比べて非常に薄く作ることができます。薄くても丈夫でたわみにくく、舌の動きを邪魔しにくいため、発音や食事がしやすいのが特徴です。
また、金属は熱を伝えやすいため、食べ物や飲み物の温度を感じやすく、より自然な感覚で食事できます。見た目にはあまり差がないように思えても、使用感や快適性が大きく異なります。
軽くて丈夫な入れ歯を長く快適に使いたい方に選ばれることが多いタイプです。
マグネットデンチャー
マグネットデンチャーは、磁石の力を使って固定する入れ歯です。残っている歯の根やインプラントに金属の装置を埋め込み、入れ歯に取りつけた磁石によって入れ歯を安定させます。
しっかりと固定されるため、会話や食事中にズレを感じにくいのが魅力です。
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーは、あごの骨に数本のインプラント(人工歯根)を埋め込み、それに固定するタイプの入れ歯です。固定力が高いため、ずれたり外れたりする心配が少なく、食事や会話も自然に行えます。
通常のインプラント治療よりもインプラントの本数が少なく済むため、身体的・経済的な負担を軽減しつつ、しっかりとした噛み心地を実現できます。ただし、外科手術が必要になるため、あごの骨の状態や全身の健康状態によっては治療が難しい場合もあります。治療前には精密な検査とカウンセリングが必須です。
入れ歯のメリット

入れ歯には多くの利点があり、加齢に伴う歯の喪失に対する有効な治療法のひとつです。ここでは、入れ歯を使用することで得られる主なメリットについて詳しく見ていきましょう。
噛む力を回復させられる
歯を失うと、食べ物を噛む力が弱くなり、硬いものや繊維質の多い食材を避けるようになります。すると、食事の内容が偏り、栄養不足を招く原因にもなります。
入れ歯を装着すれば失った歯の代わりに噛む力を補うことができ、以前のようにしっかりと噛んで食事ができるようになります。これにより、健康的な食生活を維持でき、全身の健康にも良い影響を与えることが期待できます。
審美性を回復できる
歯が抜けたままの口元は、見た目の印象に大きく影響します。入れ歯を装着することで、歯並びや口元の輪郭が整い、若々しく自然な表情を取り戻せるでしょう。
部分入れ歯には金属のバネが見えるタイプもありますが、現在では見た目を重視したノンクラスプデンチャーなども登場しています。また、総入れ歯でも歯茎の色や歯の形を個別に調整することで、より自然な仕上がりを目指せるようになっています。
健康保険が適用される
入れ歯には、健康保険が適用されるケースが多くあります。特に保険が適用される治療用の入れ歯は、費用を抑えて治療を受けることができるため、経済的な負担が心配な方にも選ばれています。
一方で、自費診療の入れ歯は高額になることもありますが、より自然な見た目や快適な装着感を追求できるという特徴があります。費用と仕上がりのバランスを考慮しながら、自分に合った入れ歯を選ぶことが大切です。
入れ歯のデメリット

ここでは、入れ歯における考慮すべきデメリットについて解説します。
装着時に違和感がある
初めて入れ歯を装着したとき、多くの方が異物感や締めつけ感を覚えます。これは、入れ歯に慣れていない口腔内の筋肉や粘膜が、人工物に対して自然な反応を示すためです。特に、総入れ歯の場合は、上顎や下顎の広い範囲を覆うため、発音がしにくくなったり唾液量が増えたりといった一時的な変化が生じることもあります。
しかし、こうした違和感は使い続けることで口が慣れ、徐々に解消されていくのが一般的です。個人差はありますが、数週間から数か月の適応期間を経て、自然な装着感を得られるようになります。
大切なのは、最初の違和感を我慢せず、気になる点があればすぐに歯科医師へ相談することです。調整やフィット感の改善を重ねることで、快適に使える入れ歯へと近づけていけます。
外れる場合がある
入れ歯は、話しているときや食べているときに外れることがあります。これは、歯茎の形や噛む力の変化によって入れ歯が合わなくなったり、長く使っているうちに安定感が弱くなったりすることが原因で起こります。
入れ歯が外れやすいと、不安やストレスにつながることもあります。こうしたトラブルを防ぐためには、入れ歯がずれたりゆるんだりしていないかを定期的に確認し、必要に応じて歯科医院で調整してもらうことが大切です。
発音に影響が出る可能性がある
入れ歯を装着すると、最初のうちは発音がうまくできないと感じることがあります。特に、前歯にかぶさる部分があると、サ行やタ行などの音が出しにくくなることがあります。
これは、舌の動きや空気の通り道が変わるために起こる一時的な現象です。多くの場合は、数日から数週間で自然と慣れていき、会話も通常通りに戻ります。慣れるまでの間は、ゆっくり話す、よく使う言葉を繰り返し発音するなどの練習をすることで、スムーズに適応できるようになります。
食べ物の温度を感じにくい
入れ歯は、歯ぐきを覆う部分がプラスチックや金属でできているため、飲食物の温度が直接伝わりにくくなります。そのため、熱いものや冷たいものを口にしたときに、温度の感覚が鈍くなることがあります。
こうした変化によって、食事の楽しさが減ったように感じる人もいるかもしれません。
定期的なメンテナンスが必要
入れ歯は時間の経過とともに劣化しやすく、また、口の中の状態も徐々に変化するため、定期的な調整や作り替えが必要です。入れ歯が合わなくなってくると、違和感が生じたり、きちんと噛めなくなったりすることもあります。入れ歯を快適に使い続けるためには、定期的に歯科医院でチェックを受ける必要があるのです。
まとめ

入れ歯は、年齢に関係なく歯を失ったすべての人が使うことができる大切な治療方法です。近年では見た目や機能性に優れた多様な入れ歯が登場し、選択肢が広がっています。
若い世代でも外見に配慮した入れ歯を選べるようになってきました。大切なのは、自分の口の状態やライフスタイルに合った入れ歯を選ぶことです。そのためには、信頼できる歯科医院でしっかり相談し、納得して治療を受けることが重要です。
入れ歯治療を検討されている方は、各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、長年の経験で培った技術と日々の研鑽に基づき、虫歯治療から専門的な治療まで、お一人おひとりのお悩みに丁寧にお応えいたします。当院の診療案内ページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。