入れ歯のお手入れはどうする?今すぐ見直したい正しい方法
こんにちは。各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」です。

入れ歯は、失った歯を補う際の選択肢として、多くの方に利用されています。毎日の食事や会話を快適にするためには、入れ歯を正しくお手入れすることが欠かせません。適切なお手入れを怠ると、さまざまなリスクがあります。
しかし、具体的にどうケアすればよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、入れ歯のお手入れを怠るリスクや、お手入れの基本、注意点などについて解説します。
入れ歯のお手入れをせずに使用し続けるリスク

入れ歯をお手入れせずに使い続けると、見た目の問題だけでなく、口腔内の健康や全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、入れ歯のお手入れを怠ることで起こりうるリスクをいくつかご紹介します。
口腔内のトラブルが発生する
入れ歯を清潔に保てていないと、口の中の環境が悪化し、それに伴ってさまざまなトラブルが引き起こされやすくなります。
代表的なものとしては、口臭、歯肉の炎症、入れ歯の下にできる潰瘍や口内炎などがあります。さらに、食べ物のカスや細菌が入れ歯と粘膜の間にたまり続けると、慢性的な刺激が加わり、粘膜の変化や痛みの原因になります。
また、入れ歯を不衛生な状態で使い続けると細菌が繁殖して、残存歯の虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。
入れ歯自体が劣化・破損する
入れ歯を清潔に保たず、そのまま使い続けると、汚れや細菌、たんぱく質などが表面に付着し、素材自体を傷める原因になります。特に、プラスチック部分には細かな傷がつきやすく、汚れが入り込みやすくなります。これによって、変色することもあるでしょう。
また、入れ歯を乾燥させたまま保管すると、反り返りやヒビ割れが起こることもあります。こうした変化は、入れ歯のフィット感を悪化させ、使用中の違和感や痛みを引き起こすおそれがあります。
結果的に、作り直しや修理が必要となることもあるため、日頃のお手入れが重要といえるでしょう。
口臭が強くなる
入れ歯に付着した食べかすや汚れ、プラークは、時間の経過とともに口臭の原因となります。
特に入れ歯の表面や小さなすき間に残った汚れは、目に見えにくいため放置されがちです。これらの汚れに細菌が繁殖すると、不快なにおいが発生しやすくなります。また、入れ歯自体に特有のにおいがうつることもあり、通常の歯磨きでは取り除くことが難しくなります。
口臭の発生は、本人だけでなく周囲の人にも影響を与えるため、社会的なストレスや人間関係のトラブルにもつながる可能性があります。口臭を防ぐためには、毎日のお手入れを丁寧に行い、清潔な状態を保つことが不可欠です。
全身の健康に影響を及ぼす
入れ歯を清潔に保たないままでいると、口の中で細菌が増えやすくなります。増殖した細菌は唾液とともに体内へ入り込み、気道や消化器官に影響を与えることがあります。
特に高齢の方では、細菌が誤って気管に入ることで誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高まります。誤嚥性肺炎は重症化することもあるため、予防が重要です。また、口腔内の炎症が続くと、体全体の免疫バランスにも影響を及ぼすと考えられています。
入れ歯のお手入れは、口の中だけでなく全身の健康を守るための大切な習慣なのです。
入れ歯のお手入れの基本

入れ歯を清潔に保つためには、正しい手順で毎日お手入れを行うことが重要です。ここでは、基本的なお手入れ方法について解説します。
毎食後に洗浄する
食事のたびに入れ歯を洗うことは、清潔な状態を保つうえで非常に重要です。食べかすが入れ歯と歯ぐきの間に残ったままになると、細菌が繁殖しやすくなり、口臭や炎症の原因になります。また、放置すると汚れがこびりつき、通常の洗浄では落としにくくなります。
食後はできるだけ早く、流水で入れ歯を軽くすすぎましょう。見た目がきれいでも、目に見えない汚れが残っていることもあるため、毎回の洗浄を習慣にすることが大切です。
専用ブラシで洗浄する
入れ歯の洗浄には、専用のブラシを使うことが勧められます。通常の歯ブラシでは毛が硬すぎたり、形が合わなかったりして、細かい部分までうまく洗えないことがあります。
専用ブラシは入れ歯の形に合わせて設計されているため、細かい隙間や裏側にも届きやすく、効率よく汚れを取り除けるでしょう。
専用の洗浄剤を使用する
入れ歯専用の洗浄剤を使うと、ブラッシングだけでは落としきれない汚れや雑菌を除去できます。
洗浄剤はドラッグストアや歯科医院で手軽に購入でき、使い方も簡単です。入れ歯を洗浄剤を溶かした水に浸けるだけで、除菌やニオイの軽減、ステインの除去などが期待できます。毎日使うことで、入れ歯をより清潔な状態に保つことができます。
ただし、使用方法を守らないと入れ歯にダメージを与える可能性があります。商品ごとの使用方法を守ることが大切です。
入れ歯のお手入れをするときの注意点

入れ歯は毎日使うものだからこそ、正しい方法で扱うことが重要です。間違った方法でお手入れを行うと、入れ歯の変形や破損を引き起こす可能性があります。ここでは、入れ歯をお手入れする際の注意点について解説します。
熱湯の使用は避ける
熱湯を使って入れ歯を洗うのは避けてください。入れ歯の主な素材であるレジンは高温に弱く、お湯に触れると変形するおそれがあります。変形が起こると、噛んだときの安定感が失われたり、歯ぐきに痛みが出たりする原因になります。
洗浄には水やぬるま湯を使い、専用の洗浄剤を併用するのが基本です。また、直射日光の当たる場所に置くと、熱による変形や劣化が進みやすくなります。温度管理に気をつけることで、入れ歯を良好な状態で長く使うことができます。
強い力でブラッシングしない
入れ歯についた汚れをしっかり落とそうとして、ごしごし強くこする方もいます。
しかし、入れ歯はデリケートな素材でできているため、力を入れて磨くと表面に細かい傷がつき、そこに汚れがたまりやすくなります。傷が増えると変色やニオイの原因になることもあり、かえって衛生状態が悪化しかねません。
入れ歯を清掃するときは、やわらかめの入れ歯専用ブラシを使い、やさしくなでるように磨くことが大切です。裏側や噛み合わせの部分など、細かい部分も丁寧にブラッシングしましょう。
研磨剤入りの歯磨き粉は使わない
市販されている歯磨き粉の中には研磨剤が含まれているものがあります。これは天然歯の汚れを落とす際には効果的ですが、入れ歯の表面に使用すると細かな傷がつく恐れがあります。入れ歯の表面に傷がつくと、その部分に汚れや細菌が付着しやすくなり、衛生的にもよくありません。
入れ歯を洗うときは研磨剤入りの歯磨き粉は使用せず、入れ歯専用の洗浄剤を使用することが推奨されます。入れ歯専用の製品は、素材を傷めずに清潔に保てるよう設計されています。日々のケアに取り入れることで、衛生状態を安定して保てるでしょう。
お手入れをしたあとは適切に保管する
入れ歯のお手入れが終わったあとは、乾燥や変形を防ぐために適切に保管することが大切です。入れ歯は乾燥するとひび割れたり、素材が変形してフィットしにくくなったりすることがあります。
そのため、保管時には水を入れた専用の容器に入れ、直射日光が当たらない涼しい場所に置くようにしましょう。また、長時間使用しない場合でも、常に湿らせた状態を保つことが望ましいです。
誤って熱湯を使ったり、高温になる場所に置いたりすると、素材が変質するおそれがあるため注意しましょう。
まとめ

入れ歯は食事や会話を支える大切な装置であり、快適に使い続けるためには、毎日丁寧にお手入れをすることが大切です。汚れを放置すると、口腔内の炎症や口臭だけでなく、全身の健康にも影響が及ぶ可能性があります。
毎食後の洗浄、専用ブラシでの丁寧な清掃、洗浄剤の活用といった基本を継続することが、清潔な状態を保つ鍵となります。また、熱湯の使用や強い力でのブラッシングなど、入れ歯に負担をかける行為を避けることも重要です。
少しの心がけを積み重ねることで、入れ歯を長く快適に使用できる環境が整います。毎日の丁寧なケアを習慣化し、安心して過ごせる口腔環境を維持していきましょう。
入れ歯を検討されている方は、各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、長年の経験で培った技術と日々の研鑽に基づき、虫歯治療から専門的な治療まで、お一人おひとりのお悩みに丁寧にお応えいたします。当院の診療案内ページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。