銀歯をセラミックにするメリットとデメリット!費用相場も
こんにちは。各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」です。

銀歯は、虫歯治療などでよく使われる詰め物や被せ物の素材です。しかし、見た目が悪い、金属アレルギーの原因になる、歯ぐきが黒ずむといったデメリットがあることから、銀歯をセラミックに交換したいと考える方も少なくありません。
この記事では、銀歯をセラミックにするメリットとデメリット、費用、寿命を延ばすためのポイントについて解説します。
銀歯とは

銀歯とは、虫歯治療などで歯を削ったあとに被せる金属製の詰め物や被せ物の総称です。正式には、金銀パラジウム合金と呼ばれる金属で作られています。耐久性や強度が高いため、広く使用されてきました。
しかし、銀色をしているため口を開けたときに目立ちやすく、審美性の面では気になる人も多いでしょう。最近では、審美的な観点や金属アレルギーへの懸念から、銀歯を避けてセラミックなどの素材を選ぶ人も増えています。
銀歯をセラミックにするメリット

以下に、セラミックにすることで得られるメリットを解説します。
見た目が自然で美しい
セラミックは天然の歯に近い透明感と色合いを持っており、自然な見た目を再現できます。口を開けたときに銀歯のように目立つことがなく、審美性を重視する方には大きなメリットでしょう。
特に、前歯や口元の見える部分の銀歯をセラミックにすると、話すときや笑うときの印象を大きく改善できます。また、近年は歯科材料の技術も進歩しており、セラミックでもさまざまな色調や透明感を再現できるようになってきています。
ほかの歯と自然になじませることも可能なため、治療後の満足度も高い傾向にあります。
金属アレルギーのリスクがない
銀歯に使われている金属は、長期間口の中で唾液に触れることで微量の金属イオンが溶け出すことがあります。これが体内に吸収されると、時間が経ってから金属アレルギー反応を引き起こすことがあるのです。口腔内だけでなく、全身に湿疹が現れるケースもあります。
一方、セラミックは金属を含まない素材であり、金属アレルギーのある方や、肌が敏感な方でも安心して使用できるのが大きな特長です。セラミックは、見た目の美しさだけでなく、健康への配慮という点でもメリットのある素材といえます。
虫歯の再発リスクが低減する
銀歯と歯の間には、時間が経つとわずかな隙間や段差が生じることがあります。その部分にプラークや汚れが溜まることで、虫歯が再発するリスクが高まります。
一方で、セラミックの補綴物は精密に作製され、歯との適合性が高いです。隙間ができにくく細菌が入り込む余地がほとんどないため、虫歯の再発リスクを低減できます。
銀歯をセラミックにするデメリット

銀歯をセラミックにする場合のデメリットは、以下のとおりです。
費用が高くなりやすい
銀歯には保険が適用されますが、セラミックは原則として自由診療となるため、すべて自己負担になります。費用は使用する素材や治療部位によって異なりますが、5〜15万円以上かかることもあります。
治療を検討する際には、あらかじめ費用の見積もりや支払い方法について歯科医院で確認しておくことが重要です。また、分割払いやデンタルローンを利用できる場合もあるため、経済的な負担の軽減策についても相談してみると良いでしょう。
割れる可能性がある
セラミックは金属に比べると硬く、摩耗しにくい反面、強い力が加わると割れたり欠けたりすることがあります。特に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人や、噛む力が強い人の場合は注意が必要です。奥歯には強い咀嚼圧がかかるため、ひび割れや破損が起こるリスクが高まります。
割れるリスクに対応するために、治療前の診断で歯の状態をしっかりと確認し、場合によってはマウスピースを併用するなどの対策が取られることもあります。耐久性は十分に期待できる素材ですが、使い方や習慣によってトラブルの可能性があることは理解しておくべきでしょう。
歯を削る必要がある
セラミックの詰め物や被せ物は、銀歯よりも割れやすい性質があるため、十分な厚みが必要になります。そのため、銀歯に比べて歯を削る量が多くなることがあるのです。
セラミックの種類とそれぞれの費用

ここでは、代表的なセラミックの種類と、それぞれにかかる費用の目安を紹介します。
オールセラミック
オールセラミックは、名前のとおりすべてがセラミックでできた素材で、天然歯のような透明感と色調の再現性に優れているのが特徴です。光の透過性が高いため、前歯などの目立つ部分に使用することが多いです。
ただし、ほかのセラミック素材と比べると耐久性は高くないため、強い力がかかる奥歯にはあまり使われていません。費用は、部分的な詰め物で4万〜9万円ほど、被せ物では被せ物で8万〜16万円程度となるのが一般的です。
ジルコニア
ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれるほどの高い強度を持つ素材です。セラミックの中でも特に耐久性があり、奥歯などの強い力がかかる場所にも安心して使用できます。見た目も自然な仕上がりが可能で、白さと強さを兼ね備えた素材です。
ただし、オールセラミックと比較すると透明感には劣ります。費用は詰め物の場合4〜8万円程度、被せ物で1本あたり9〜18万円程度が相場です。
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、セラミックに歯科用プラスチック(レジン)を混ぜた素材です。オールセラミックよりもやわらかく、噛み合う歯を傷つけにくいという特徴があります。審美性もある程度確保されており、費用を抑えたい方に人気のある選択肢です。
ただし、レジンを含むため、長期間の使用で変色や摩耗が起こる可能性があります。費用は詰め物で4〜7万円程度、被せ物で8〜12万円程度が相場とされています。
メタルボンド
メタルボンドは、内側に金属のフレームを使用し、その上からセラミックを焼き付けた構造の歯科素材です。強度と透明感を両立しており、長年にわたり歯科治療で使用されてきました。
ただし、金属を使用しているため、歯ぐきが黒ずんだり、金属アレルギーの症状を引き起こしたりするリスクがあります。そのため、近年ではあまり使われなくなっている素材です。費用の相場は、10万円〜15万円程度です。
e-max
e-maxは、ガラスセラミックを主成分とする素材で、高い透明感と見た目の美しさが特徴です。前歯や目立ちやすい部位に使用しても、天然歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりになります。
オールセラミックよりも硬い素材ですが、ジルコニアよりは割れるリスクが高いです。1本あたりの費用は詰め物で4〜8万円程度、被せ物で9〜18万円程度が相場です。
セラミックの歯の寿命を延ばすためのポイント

セラミックの歯を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスと日常のケアが欠かせません。ここでは、寿命を延ばすためのポイントについて解説します。
正しい方法で歯磨きを行う
セラミックの被せ物や詰め物は虫歯にはなりませんが、その土台となっている天然歯は虫歯になる可能性があります。せっかくセラミックに交換しても、その周囲の歯が虫歯になれば、再治療が必要となるのです。
虫歯や歯周病を防ぐために、毎日の歯磨きを丁寧に行いましょう。特に、セラミックの周囲と歯茎の境目には汚れが溜まりやすいです。毛先の細い歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使いながら、汚れが残らないよう意識して磨きましょう。
定期的に歯科検診を受ける
セラミックの歯も天然歯と同様に、継続的なメンテナンスが必要です。特に、歯とセラミックの境界部分は、清掃が行き届かない場合、虫歯が再発しやすくなります。
そのため、最低でも半年に1回は歯科検診を受け、歯のクリーニングや噛み合わせのチェックを受けることが重要です。また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方には、ナイトガードの使用を勧められる場合もあります。
加えて、歯科医師の指導に従い、フッ素塗布やシーラントなどの予防処置を活用することも効果的です。歯科医院で定期的に口腔内の状態を管理すると、セラミックを含むすべての歯の健康を守ることにつながります。
歯ぎしりや食いしばりを対策する
歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、ナイトガード(マウスピース)を使用するのもひとつの方法です。セラミックに直接強い力が加わるのを防ぎ、ヒビや割れを予防できます。
ナイトガードは歯科医院で作成できます。歯ぎしりや食いしばりの癖を自覚していない人も多いため、歯科医師に相談し、必要に応じて使用を検討するのが良いでしょう。
まとめ

銀歯をセラミックに交換する治療には、美しさや快適さ、金属アレルギーのリスクの回避など、多くのメリットがあります。一方で、自由診療となるため費用が高くなることや、割れるリスクがある点はデメリットです。
治療を検討する際は、セラミックの種類や費用、素材ごとの特徴について理解しておくと、自分に合った素材を選びやすくなるでしょう。銀歯の見た目や健康面が気になる方は、歯科医師に相談してみてください。
銀歯からセラミックへの交換を検討されている方は、各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、長年の経験で培った技術と日々の研鑽に基づき、虫歯治療から専門的な治療まで、お一人おひとりのお悩みに丁寧にお応えいたします。当院の診療案内ページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。