歯のコラム
2026年01月13日

顎関節症の原因とは?放置するリスクと治療法も

こんにちは。各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」です。

顎関節症と書かれたブロックとスケッチブック

顎が痛い、音が鳴る、開けにくいといった症状に悩まされている方は、もしかすると顎関節症の初期症状かもしれません。顎関節症は、顎の関節や周囲の筋肉に異常が起こり、口の開け閉めに支障をきたす病気です。

軽症の場合は日常生活への影響が少なく放置されることもありますが、症状が進行すると食事や会話に支障をきたし、精神的なストレスや睡眠障害を引き起こす可能性もあります。

今回は、顎関節症の原因や放置することで生じるリスク、治療法などについて詳しく解説します。「顎の痛みが気になるけれど、どこに相談したらいいのか分からない」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

顎関節症とは

顎関節症の診察を受ける女性

顎関節症とは、関節や顎周りの筋肉に何らかの問題が生じて起こる疾患のことです。顎関節は、関節円板や靭帯、筋肉など多くの組織が関係してスムーズに動いており、いずれかの部分でトラブルが起こると、口を開け閉めする際にさまざまな問題が発生します。

症状が軽い場合には、顎が少しだるく感じる程度の場合もありますが、徐々に悪化していくと、口を開ける際に音が鳴ったり、口を開けるのが難しくなったり、顎に痛みが生じたりと、さまざまな症状が現れる可能性があります。

顎関節症の原因

悪い姿勢でタイピングする女性

顎関節症はさまざまな要因が複雑に関係して発症すると考えられており、特定の一因だけで起こることは稀です。ここでは、顎関節症の主な原因について詳しく解説します。

噛み合わせの不良

上下の歯の噛み合わせが不適切な状態だと、顎関節に余計な負担がかかり、関節の動きが不自然になります。特に、詰め物や被せ物が合っていなかったり、歯の高さが適切でなかったりすると、顎関節症を誘発する恐れがあります。

また、出っ歯や受け口など、噛み合わせの悪い歯並びも、顎関節症のリスク要因です。

悪い姿勢や習慣

猫背やうつむき姿勢が習慣化していると、頭の重さによって顎へ負担がかかり、顎関節症の原因となる場合があります。特に、長時間スマートフォンを操作するうつむき姿勢や、食いしばりが習慣化しているケースは注意が必要でしょう。

また、頬杖など癖による片側の顎への過度な力、極端な偏食などによる咀嚼筋の不均衡も、顎関節への負担を増大させます。

ストレスや緊張による筋肉のこわばり

日常的なストレスも、顎関節症の原因となります。ストレスがかかると筋肉が緊張しやすくなりますが、顎周辺の筋肉も例外ではありません。筋肉のこわばりが、顎の動きに影響を与えることがあるのです。

外傷や過度の使用

転倒やスポーツによる顎の打撲、事故などで顎に直接的に衝撃を受けると、関節頭がずれたり、円板がずれたりすることがあります。急性の痛みや開口障害がみられることが多く、すぐに治療が必要となるケースもあります。

また、過度に硬い食べ物を頻繁に噛む、長時間にわたって大きく口を開ける作業をするなど、顎関節に過剰な負担をかける行動も原因となり得ます。

加齢による関節の変化

年齢を重ねるにつれて、関節や軟骨の組織は自然と劣化していきます。あごの関節を支える組織も例外ではなく、クッションの役割を担う関節円板の位置がずれるなどの変化が起こることで、症状が現れるケースもあります。

特に、中高年以降になると、関節の変性や骨の変化が進み、顎関節症の発症率が高くなる傾向があります。

顎関節症を放置するリスク

顎関節症を放置するリスクのイメージ

顎関節症の症状が軽度なうちは日常生活への影響は少ないものの、放置していると次第に悪化していくことがあります。適切なタイミングで治療を受けなければ、重症化してしまい治療が複雑になるリスクも高まるでしょう。

ここでは、顎関節症を放置することで生じる主なリスクについて詳しく解説します。

痛みや違和感が慢性化する

痛みや違和感などの症状は、次第に徐々に悪化していく可能性が高いです。強い痛みを感じれば、食事や会話にも影響するかもしれません。症状の悪化を防ぐためにも、早期に治療を受けることが重要です。

噛み合わせが悪化する

顎関節症は、あごの関節や筋肉に負荷がかかることで起こります。この負荷を放置していると、さらに症状が悪化して顎のズレが顕著になるケースがあります。さらに進行すると、頻繁に顎が外れるようになる可能性もあります。

噛み合わせが悪化していくと、口周りの筋肉にさらに負担がかかるようになり、頭痛や肩こりの原因になることもあります。

開口障害が進行する

顎関節症を放置すると、口を開けられる幅が徐々に狭くなる開口障害を引き起こす可能性があります。初期段階ではわずかな違和感だったものが、次第に口を大きく開けられなくなり、食事や会話に支障をきたすようになります。

顎関節症ではない方であれば、口を大きく開ければ縦に並べた指を3〜4本分入れることができます。しかし、顎関節症の方では1〜2本分程度しか口を開けられません。

精神的なストレスが増大する

顎関節症を放置するリスクのひとつは、精神的なストレスが増大することです。痛みや違和感のために食事や会話が思うようにできなくなり、社会生活に支障をきたす可能性もあるでしょう。

症状が改善しないことでストレスが溜まると、さらに筋肉が緊張して痛みが強くなるという悪循環に陥ることがあります。

治療が複雑になる

顎関節症を放置していると、治療が複雑になることがあります。初期段階では、ストレスの少ない生活習慣の改善や医療用の柔らかいマウスピースの装着など、簡単な治療で状態を改善できる場合が多いです。

しかし、悪化すると、骨や関節の治療が必要になるケースもあります。また、放置することで噛み合わせが大きく変化し、歯列矯正が必要になることもあるでしょう。矯正治療には長期間かかるため、顎関節症を放置するほど重症化しないよう注意が必要です。

顎関節症の治療法

スプリント療法のマウスピースとケース

顎関節症の治療は、原因や症状の程度に応じてさまざまな方法を用います。軽度な場合は家庭でのケアで改善することも多いですが、症状が重い場合は、歯科医院で専門的な治療を受ける必要があります。

ここでは、顎関節症に対する主な治療法を紹介します。

スプリント療法

スプリント療法とは、マウスピースを装着して顎の関節や筋肉への負担を軽減させる治療法です。歯ぎしりや食いしばりによって顎関節や筋肉に負担がかかると、顎関節症の症状を引き起こすことがあります。

スプリント療法では、負担のかかっている顎の関節や筋肉を休ませることが可能です。スプリント療法で使用する装置は、歯科医院で制作します。

薬物療法

強い痛みがある場合には、薬を使って痛みを抑えます。薬には消炎鎮痛剤、筋肉の緊張をほぐす筋弛緩剤、場合によっては抗うつ剤などを使うこともあります。

温熱療法

症状がある部位を温めて血行を促進し、痛みを和らげます。温熱療法は、以下の方法で実施するのが一般的です。

  • ホットタオル
  • 温湿布
  • 蒸しタオル
  • 入浴

生活習慣の改善

日常の習慣が顎関節に負担をかけている場合は、その原因を取り除くことも治療の一部です。頬杖をついたりうつぶせ寝をしたりすると無理な力がかかり、関節症の症状を引き起こす原因となります。

このため、日常生活における姿勢を改善し正しい噛み合わせを意識することも大切です。

外科的治療

保存療法で改善が見られない場合、外科的治療も検討されます。具体的には、関節の内視鏡手術や骨の修正、関節の再構築などを行うケースが少ないです。

まとめ

花束を持ち微笑む女性

顎関節症は、顎の関節や筋肉に何らかの問題が生じることで、口を開閉する際に痛みや違和感、音が鳴るなどの症状が現れる疾患です。顎関節症の原因はひとつではなく、悪い姿勢やストレス、食いしばり、噛み合わせの不良などが複雑に絡み合って引き起こされます。

顎関節症を放置すると、痛みや違和感が増大し、食事や会話に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスも増大する可能性があります。最悪の場合、治療が複雑になることも考えられるため注意が必要です。

顎関節症の治療を検討されている方は、各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、長年の経験で培った技術と日々の研鑽に基づき、虫歯治療から専門的な治療まで、お一人おひとりのお悩みに丁寧にお応えいたします。当院の診療案内ページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

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