歯のコラム
2026年09月15日

マウスピース矯正中に虫歯になる原因と対処法!予防するためのポイントも

こんにちは。各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」です。

マウスピース矯正のイメージ

マウスピース矯正は、装置が目立ちにくく、取り外しができる点から多くの方に選ばれています。しかし矯正中に虫歯になった場合、どうすればいいか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、マウスピース矯正中に虫歯ができる原因や、虫歯が見つかった場合の対処法、予防するためのポイントについて解説します。マウスピース矯正を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正中に虫歯になる原因

マウスピース矯正中に虫歯になる原因

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製の装置(マウスピース)を歯に装着し、少しずつ交換しながら歯を動かしていく矯正方法です。装置は食事や歯みがきのとき以外、1日20〜22時間ほど装着します。

自分で取り外せる手軽さがある一方で、矯正中の過ごし方によっては虫歯のリスクが高まることもあります。ここでは、マウスピース矯正中に虫歯になりやすい理由について解説します。

食後の歯磨きが不十分

マウスピース矯正中は、食事のたびにマウスピースを取り外す必要があります。本来は食後に歯を磨いてから装置を着け直しますが、忙しい日や外食のときなどは、つい磨くのを忘れてしまうこともあるでしょう。

食べかすが口の中やマウスピースに残ったまま装着すると、汚れが歯に密着した状態が長く続き、虫歯になるリスクが高まります。

マウスピースが汚れている

装着するマウスピースが汚れていると、口内環境が悪化しやすくなります。マウスピースは長時間装着する必要があり、洗浄が不十分だと歯垢が残って細菌が繁殖しやすくなるためです。

歯垢の中の細菌は酸を作り出し、歯の表面を溶かすことで虫歯を進行させます。汚れたマウスピースを長時間装着していると、この酸が歯に触れ続けやすくなり、虫歯のリスクが高まるでしょう。

唾液が行き渡りにくい

唾液の主な作用は、口の中の汚れを洗い流す、酸を中和する、歯の表面を修復することです。これらの働きによって、通常口の中は虫歯になりにくい状態に保たれています。

しかし、マウスピースを装着している間は歯の表面が覆われているため、唾液が直接触れにくくなります。こうした唾液の働きが弱まることで、虫歯につながる可能性があります。

アタッチメントの周囲に汚れが溜まる

マウスピース矯正では、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる小さな突起をつけることがあります。これは歯科用のプラスチック(レジン)でできた突起で、ここにマウスピースが引っかかることで、歯に力が加わって効率よく移動できるようになります。

特に、突起の周辺は歯ブラシの毛先が届きにくく、食べかすや歯垢が溜まりやすい場所です。アタッチメントの周囲にこうした汚れが残ると、そこから虫歯につながることもあります。

マウスピースを装着したまま飲食する

マウスピースを装着したまま飲食することも、虫歯ができる一つの原因です。マウスピースは歯全体を覆う構造になっており、飲食をすることで糖分や酸が装置の内部に閉じ込められる可能性があります。

特に、ジュースやスポーツドリンク、砂糖入りのコーヒーなどは虫歯の原因になりやすいため注意が必要です。水であれば装着したまま飲めますが、それ以外の飲み物は装置を外してから飲んでください。

マウスピース矯正中に虫歯が見つかった場合の対処法

マウスピース矯正中に虫歯が見つかった場合の対処法

矯正治療中に虫歯が見つかった場合、必ずしも治療を中止する必要はありません。虫歯の程度によっては、矯正治療と虫歯治療を並行して進められることもあります。

ここでは、マウスピース矯正中に虫歯を発見した場合の対処法について解説します。

矯正治療を一時中断する

虫歯が神経にまで達しているなど、大きな虫歯が見つかった場合は、矯正を一時中断して虫歯の治療を優先することがあります。神経を取る治療や被せ物が必要になると、マウスピースを装着できない期間が生じるためです。

また、被せ物などで歯の形が変わると、それまで使っていたマウスピースが合わなくなり、作り直しが必要になることもあります。その場合は、あらためて型を取って新しいマウスピースを作製します。

矯正治療と虫歯治療を並行する

ごく初期の小さな虫歯であれば、矯正を中断せずに虫歯治療を並行できる場合があります。初期の虫歯は簡単な処置で対応できることも多く、治療による歯の形の変化が少なければ、それまで使っていたマウスピースを使用して矯正治療を続けられるケースもあります。

マウスピース矯正中に虫歯になるのを防ぐには

マウスピース矯正中に虫歯になるのを防ぐための歯磨き

マウスピース矯正ではケアを怠ると虫歯になるリスクが高まるため、口腔内を清潔に保つことが大切です。ここからは、矯正中の虫歯を防ぐ方法について解説します。

歯磨きを丁寧に行う

食後など、マウスピースを再装着する前には歯を磨くことが大切です。汚れが残ったまま装着すると細菌が繁殖し、虫歯のリスクが高まります。間食をしたときも、できるだけ磨いてから装着するようにしましょう。

歯磨きは回数だけでなく磨き方も大切です。歯ブラシが当たりづらい場所や、汚れが残りやすい場所を確認しながら丁寧に磨きましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを併用する

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを完全に落としきれないことも多いです。矯正中は歯の移動によって歯間が広がることもあり、特に汚れが残りやすくなります。デンタルフロスや歯間ブラシを活用し、細かい部分も丁寧に清掃しましょう。

マウスピースを清潔に保つ

矯正中はマウスピース自体にも細菌や汚れが付着します。歯磨きと同様に、マウスピースの清掃も毎日のケアに組み込むことが大切です。流水で軽くすすぐだけではなく、やわらかい歯ブラシで優しくブラッシングして汚れを落としましょう。

このとき、熱湯を使うとマウスピースが変形しやすくなるため、水かぬるま湯で洗うようにしてください。さらに、専用の洗浄剤を使って汚れを除去することで、清潔な状態を保ちやすくなります。

食事の際はマウスピースを外す

食事や水以外の飲み物をとるときは、マウスピースを外すようにしましょう。装着したまま飲食すると虫歯のリスクが高まるだけでなく、マウスピースの変形や破損にもつながります。

外したマウスピースは、紛失を防ぐためにもケースに入れて保管しましょう。ティッシュなどに包んでおくと、誤って捨ててしまうことがあるため注意が必要です。

定期的に歯科医院を受診する

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正のように装置を調整するための通院が少なく、受診の間隔が空くこともあります。そのため、定期的に歯科医院を受診し、口内の状態や歯の動きを確認してもらいましょう。

自覚症状がなくても、定期的に確認してもらうことで、虫歯の早期発見や早期治療につながります。受診する頻度は治療計画や口内の状態によって異なるため、歯科医師の指示に従うことが大切です。

まとめ

マウスピース矯正のイメージ

マウスピース矯正は目立ちにくく、取り外しもできるため多くの方に選ばれている治療法です。一方で、マウスピース矯正中に虫歯ができるケースも珍しくありません。

食後の歯磨きが不十分だったり、マウスピースの手入れを怠ったりすると、虫歯のリスクが高まります。矯正中に虫歯が見つかった場合は、軽度なら治療を並行できるケースもありますが、進行していれば一時的な中断が必要になることもあります。

そのため、矯正中は予防意識を高く持ち、毎日のケアを継続することが大切です。歯科医院で指導を受けながら、正しい歯磨きやマウスピースの洗浄、定期的な検診を習慣づけましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、長年の経験で培った技術と日々の研鑽に基づき、虫歯治療から専門的な治療まで、お一人おひとりのお悩みに丁寧にお応えいたします。当院の診療案内ページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

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