ホワイトニングの仕組みを解説|歯が白くなる理由と注意点
こんにちは。各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」です。

白く輝く歯は、第一印象を大きく左右する要素のひとつです。歯科医院で行えるホワイトニングが身近な存在となり、多くの人がその効果に注目しています。
しかし、ホワイトニングの仕組みを正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。ただ歯が白くなるだけでなく、どのようなメカニズムで色素が分解されるのかを知ることは、安心して施術を受けるためにも重要です。
今回は、ホワイトニングの仕組みを中心に、着色の原因や効果が出にくい歯の特徴、注意すべきポイントまで詳しく解説していきます。ホワイトニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、歯に専用の薬剤を用いて、歯の表面や内部に沈着した色素を分解し、歯を明るくする施術を指します。
私たちの歯は、飲み物や食べ物、加齢などによって少しずつ黄ばんでいきます。ホワイトニングでは、その黄ばみやくすみの原因となっている色素を薬剤の力で分解し、歯の表面だけでなく内側からも白く見せることができます。
歯の汚れを落とすクリーニングとは異なり、歯そのものの色を明るくするのがホワイトニングの特徴です。
ホワイトニングには、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。即効性を求める方には前者が、自分のペースでじっくり進めたい方には後者が選ばれる傾向があります。
それぞれにメリットと注意点があるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
歯の着色の原因

歯の色は、生まれつきの要素に加えて、日々の生活習慣によって変化していきます。ここでは、よく見られる歯の着色の原因を解説します。
着色しやすい飲食物の摂取
普段口にする飲み物や食べ物のなかには、歯に色素が残りやすいものがあります。
たとえば、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなどが代表的です。これらの食品には、濃い色の成分が含まれており、歯の表面にあるエナメル質に少しずつ付着していきます。特に、歯の表面に汚れやプラークがついていると、色素が定着しやすくなります。
日々の食生活が、知らないうちに歯の色に影響を与えることがあるため、意識的なケアが大切です。
喫煙
たばこを吸う習慣があると、歯に黄ばみが目立ちやすくなります。
これは、たばこの煙に含まれるタールやニコチンといった成分が原因です。これらの成分は歯の表面に付着しやすく、徐々に濃い色へと変化していきます。特にタールは粘り気があるため、一度歯につくと簡単には落ちません。
また、喫煙は歯ぐきの血流を悪くし、歯周病のリスクも高めることが知られています。見た目の清潔感を損なうだけでなく、口全体の健康にも影響を与えるため注意すべき要因のひとつです。
加齢
年齢を重ねるにつれて、歯の色が変わることがあります。これは、歯の表面を覆う透明なエナメル質がすり減り、内側にある象牙質が目立つようになるためです。象牙質はもともと黄色味を帯びているため、外から見ると歯全体が黄ばんで見えるようになります。
また、長年の飲食や歯磨きの影響で、歯の表面に細かな傷がつきやすくなり、そこに色素が入り込みやすくなることも加齢による着色の一因です。
ホワイトニングの仕組み

ホワイトニングがどのように歯を白くするのか、その基本的な仕組みを知っておくことで、施術への理解が深まります。
歯科医院で行われるホワイトニングには、過酸化水素や過酸化尿素といった成分が使われています。これらの薬剤は、歯の表面だけでなく内側にも少しずつ浸透し、歯の内部から着色汚れを化学的に分解します。色素が細かく分解されることで、歯の色が明るく見えるようになるのです。
この方法は、歯を削ったり、コーティングしたりするものではなく、歯の構造をそのままに、色だけを変化させるというのが特徴です。
ホワイトニングの効果は、歯の質や色の状態、施術の方法などによって異なりますが、適切に行うことで自然で清潔感のある印象を得ることができます。
ホワイトニングできない歯

ホワイトニングは多くの方に効果が期待できる施術ですが、すべての歯に対応できるわけではありません。以下のようなケースでは、薬剤の効果が出にくい、もしくは適応とならないことがあります。
詰め物・被せ物などの人工物
虫歯の治療などで使われる白い詰め物や被せ物には、レジンやセラミックといった人工の材料が使われています。
これらは天然の歯とは性質が異なるため、ホワイトニングの薬剤では色を変えることができません。そのため、周囲の天然の歯だけが白くなると、詰め物や被せ物との色の差が目立つ場合があります。
ホワイトニングを考える際は、人工の歯のある部分も含めて、全体のバランスを確認することが大切です。必要に応じて、ホワイトニング後に詰め物や被せ物を作り直すことで、自然な見た目に整えることも可能です。
神経を抜いた歯
神経を抜いた歯は、内部の血流がなくなることで、時間が経つとともに色が変わっていくことがあります。このような歯に外側からホワイトニングを行っても、内部にある変色に対しては十分な効果が得られにくいのが特徴です。
場合によっては、歯の中に薬剤を入れて白くするウォーキングブリーチという別の方法が用いられることもあります。
虫歯になっている歯
虫歯がある歯にホワイトニングを行うと、薬剤が歯の深い部分に入りやすくなり、刺激を感じる可能性があります。特に、虫歯によって歯の表面が弱くなっている場合は、しみたり痛みが出たりすることがあります。
安全にホワイトニングを行うためには、まず虫歯の治療を終えてから施術を受けることがすすめられます。
欠けている歯
歯にヒビや欠けがある場合、その部分から薬剤が内部に入り込みやすくなります。
薬剤が象牙質に達すると、知覚過敏のような刺激を感じることがあり、施術を受けることが難しくなる場合もあります。また、ヒビや欠けた部分の光の反射が周囲と異なるため、ホワイトニング後に色ムラが出ることもあります。
まずはその部分の修復を行ってからホワイトニングを検討するのが安全です。
ホワイトニングの注意点

ホワイトニングは、正しく行えば歯を明るく見せるために効果的ですが、実際に受ける前に知っておくべき点もいくつかあります。ここでは、特に注意したいポイントを3つご紹介します。
知覚過敏の症状が現れることがある
ホワイトニングを受けたあとに、冷たい飲み物や風がしみるように感じることがあります。これは知覚過敏と呼ばれる状態で、薬剤が歯の内側にある象牙質に影響を与えることで起こります。症状は一時的なことが多く、数日で落ち着くケースがほとんどです。
もともと知覚過敏の傾向がある方は、施術前に歯科医師に相談しておくと安心です。
効果には個人差がある
ホワイトニングの効果はすべての人に同じように現れるわけではありません。歯の質やもとの色、着色の原因によって、白くなる度合いやスピードには差があります。たとえば、加齢や薬剤による変色が強い場合、複数回の施術が必要になることがあります。
期待していたほど白くならないこともあるため、事前に歯科医師と十分に相談して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
効果は永久に続くものではない
ホワイトニングで得られた白さは、時間とともに少しずつ色戻りすることがあります。特にコーヒーや赤ワインなど色の濃い飲み物を日常的に摂取していたり、喫煙の習慣があったりする場合は、再び着色が起こりやすくなります。
効果を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスや、自宅でのケアが欠かせません。歯科医院でのチェックや必要に応じた再ホワイトニングを取り入れることで、美しい状態を保ちやすくなります。
まとめ

ホワイトニングは、歯の着色を取り除き、見た目の明るさを整える方法のひとつです。薬剤の作用によって歯の内部にある色素を分解し、清潔感のある印象につなげることができます。
ただし、すべての歯に効果があるわけではなく、人工物や神経を失った歯は白くすることができません。また、知覚過敏が一時的に起こることや、白さが永続するものではない点にも注意が必要です。
ホワイトニングを検討する際は、自分の歯の状態を正しく把握し、施術内容や効果の範囲について理解を深めたうえで判断することが大切です。
ホワイトニングを検討されている方は、各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、長年の経験で培った技術と日々の研鑽に基づき、虫歯治療から専門的な治療まで、お一人おひとりのお悩みに丁寧にお応えいたします。当院の診療案内ページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。