歯のコラム
2025年12月30日

床矯正とはどんな治療?メリットや費用、適応年齢も

こんにちは。各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」です。

床矯正の装置を手に持って見せる子ども

床矯正は、子どもの歯並びを整えるために用いられる装置です。どんな治療なのか、デメリットはないのか、疑問をお持ちの保護者の方もいるのではないでしょうか。

この記事では、床矯正とはどんな治療なのかを詳しく解説していきます。床矯正のメリット・デメリット、治療期間、費用、適応年齢もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

床矯正とは

床矯正について装置と歯の模型を使って説明する歯科医

床矯正とは、お子さまの歯並びを整えるために行われる矯正治療の一種です。専用の矯正装置を活用して顎の幅を広げることで、整った歯並びや噛み合わせを目指します。

床矯正では、1日に装置を12時間〜14時間ほど装着して、歯列を広げていきます。歯列が広がれば、歯が綺麗に並ぶためのスペースを確保できるので、自然と歯が適切な位置に並んでいく効果が期待できます。

床矯正の装置にはいくつか種類がありますが、一般的にはプラスチック製のプレートと調節ネジ、金属のワイヤーから成り立っています。装置は取り外し可能で普段通り食事や歯磨きができるため、清潔な口腔環境を保ちやすいのも特徴です。

床矯正のメリット

床矯正のメリットを説明するイメージ

床矯正は、子どもの顎の成長を利用して歯並びを整える治療法として注目されています。ここでは、床矯正の代表的なメリットを確認していきましょう。

成長を利用して歯並びを改善できる

お子さまのあごの成長を利用して歯並びを改善するのが、床矯正のメリットです。床矯正を顎の成長が活発な時期に取り入れることで、正しいあごの発育を促進し、将来的な歯並びの問題を予防できる可能性があります。

顎の成長が終わってから行う矯正治療では、歯列を拡大するのは容易ではありません。成長を活用して歯並びを自然に整えられる可能性がある点は、床矯正の大きな特徴といえるでしょう。

抜歯を回避できる可能性がある

床矯正では、歯を並べるスペースを確保することで、乱杭歯や出っ歯、受け口など、さまざまな不正咬合の改善を目指します。完璧に歯並びが整うとは限りませんが、抜歯を伴う矯正治療は必要になる可能性は大幅に減らせます。

将来的に、歯を移動させて位置を調整する矯正治療を受ける場合でも、歯列に十分なスペースがあれば抜歯を回避できるのです。

装置の取り外しが可能

床矯正の装置は、患者さまご自身で取り外しが可能です。食事や歯磨きの際に装置を外すことで、普段通りの食事ができ、口腔内の衛生管理もしやすくなります。装置に食べ物が挟まるのを防げるため、虫歯や歯周病のリスクを大幅に軽減できるでしょう。

日常生活への影響を抑えられる

床矯正の装置は、1日12時間〜14時間ほど装着するよう指示されるのが一般的です。就寝中と日中1〜2時間の装着で良いので、学校生活などへの影響を最小限に抑えられます。

矯正装置の見た目を気にして積極性がなくなってしまったり、口元を隠したりすることを避けられる可能性が高いといえるでしょう。

床矯正のデメリット

床矯正のデメリットを説明するイメージ

床矯正は多くのメリットを持つ一方で、注意すべきデメリットや課題も存在します。特に、装着時間の管理など、お子さま本人や家族にとって負担になる要素もあります。また、矯正の効果が現れるまでには時間がかかる点も理解しておく必要があります。

ここでは、床矯正の主なデメリットについて詳しく解説していきます。

装着時間を守る必要がある

床矯正の装置は1日12時間〜14時間ほど装着するのが推奨されており、装着時間を守れなければ治療の効果を十分に得られない可能性があります。装着時間が不足すると計画通りに骨の拡大が進まず、治療期間が延長するだけでなく、追加の治療が必要になることもあるかもしれません。

しかし、低年齢のお子さまの場合は特に、装着時間を自分で管理するのは難しいでしょう。そのため、ご家族の方の協力が非常に重要な治療といえます。

適応できるケースに限りがある

床矯正は、すべての歯並びや噛み合わせに対応できるわけではありません。骨格に大きな問題があるケースや重度の不正咬合(噛み合わせのずれ)がある場合には、床矯正だけでは十分な治療効果が得られないことがあります。

特に理解しておかないといけないのは、床矯正は歯の移動を行う治療ではないということです。歯列を拡大して歯を並べるために必要なスペースを確保する治療であり、歯を動かして細かく位置調整する治療ではありません。

そのため、実際に歯を移動させたい場合には、床矯正に加えてワイヤー矯正やマウスピース矯正などが必要になるかもしれません。

慣れるまで違和感や痛みがある

床矯正の治療開始後、痛みや違和感に戸惑うお子さまは少なくありません。特に、装置が口の中で異物として強く感じられる初期段階では、話しづらさや食べづらさを伴うことがあります。

違和感は時間経過とともに慣れて薄れていきますが、特に小さなお子さまにとっては心理的な負担となり、装着を嫌がる原因になることもあるでしょう。これを防ぐためには、あらかじめ保護者と治療を受けるお子さまが、治療の目的や大切さを十分に理解し、協力して取り組むことが大切です。

装置が全く目立たないわけではない

床矯正の装置は、プラスチックとワイヤー、ネジで構成されているものが一般的です。基本的にご自宅でしか装着しないとはいえ、装着中の見た目を機にするお子さまは少なくありません。

笑ったり話したりした時に外から装置が見えることもあるので、精神的な面でも保護者のサポートが必要といえます。

床矯正の費用

床矯正にかかる費用を示す計算機とお金

床矯正の費用は、一般的に5万円〜20万円前後が目安とされます。ただし、実際の金額は歯科医院や地域、治療の内容や期間によって大きく異なります。

一部の歯科医院では、装置と治療費、アフターケアなどをセットにしたパッケージ料金を設定している場合もあります。

基本的に、床矯正に限らず矯正治療には保険が適用されず、自費診療になることが多いです。自費診療の場合は歯科医院が自由に治療内容や費用を設定できるため、歯科医院によって大きく差があることも珍しくありません。

治療を検討している方は、複数の歯科医院で相談してみて、治療内容や費用、支払い方法なども確認するようにしましょう。

床矯正の適応年齢

床矯正の適応年齢である4歳と12歳の子ども

床矯正の効果が最大限に発揮されるのは、成長期の子どもです。特に、顎の骨が柔らかいうちに治療を始めることで、スムーズに顎の拡大ができ、歯列矯正のスムーズなスタートに繋がります。

年齢としては4〜12歳ころのお子さまを対象としていますが、実際には歯並びや顎の骨の状態、生え替わりの進行度合い、お子さまの心身の発達状態などを考慮して、治療を行うか判断します。成長には個人差があるため、開始時期も慎重に判断しなければなりません。

ただし、適切な時期を逃すと、顎の骨の成長を利用できなくなる可能性があります。治療の効果を十分に得られなくなることがあるので、定期的に通院してお子さまの状態を確認してもらうようにすると良いでしょう。

いつから治療を始めるのか、どのような治療法で治療するのかは、歯科医師と相談しながら決めていく必要があります。

まとめ

床矯正で美しい歯並びになった子どもが給食を食べている

床矯正は、子どもの成長期に合わせて顎を広げることで歯並びを整える治療方法です。装置の取り外しが可能で、食事や衛生面の負担が少ない一方で、装着時間の管理や適応症例の限界がある点には注意が必要です。

費用は歯科医院によって異なりますが、保険適用外のため事前に確認しておくようにしましょう。治療を考える際は、歯科医師と相談し、お子さまの成長や生活スタイルに合った方法を選ぶことが重要です。

床矯正を検討されている方は、各務原市蘇原新生町、名鉄「三柿野駅」より徒歩20分、JR「蘇原駅」より徒歩15分にある歯医者「中西歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、長年の経験で培った技術と日々の研鑽に基づき、虫歯治療から専門的な治療まで、お一人おひとりのお悩みに丁寧にお応えいたします。当院の診療案内ページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

中西歯科

  • 〒504-0804 岐阜県各務原市蘇原新生町1-19-1
  • 058-371-2455
診療時間
9:00〜12:00
14:30〜18:00
【休診日】木曜日・日曜日・祝祭日
※祝日がある週は木曜診療
= 14:30〜19:00

アクセス

電車でお越しの場合

名鉄三柿野駅から徒歩20分 JR蘇原駅から徒歩15分

バスでお越しの場合

岐阜バス 各務原高校前 下車徒歩3分

お車でお越しの場合

駐車場12台完備 各務原北消防署前

江南関線 各務原北消防署を目印にお越し下さい。

初診の方 初診の方
WEB予約 WEB予約
電話予約 電話予約
価格表 価格表